風邪をひきました。el(える)です。
毎週恒例の登山企画ですが、今回はインドア派の僕が本格的な登山に挑戦しました。
東京の奥多摩にある大岳鍾乳洞を見学し、そこから大岳山に登り、
東京にある鋸山を通り下山するルートとなります。
これから大岳山を登山する方への注意点も書いておきます。
参考になれば幸いです。
目次
はじまりの場所は
武蔵五日市駅からバス移動するので、バス停を探しますが、すぐに目につきます。登山客が並んでいます。
30分ほど乗り、大岳鍾乳洞入り口停留所で降ります。
目の前には神社が。
とりあえずここで、無事帰ってこられることを祈願します。
大岳鍾乳洞までの道のり
まずは赤いキレイな橋を渡ります。すぐ右に道があります。
登山客はこちらには来ません。どこから登っているのでしょうか??
林道を通っていきます。
奥には採掘場があるので、トラックが多く通ります。
途中、キレイな川がありました。
採掘場の道かなと思ったら、ここが大岳鍾乳洞への道です。
看板にも書いてありました。
人は誰もいません。なんだか不安になってきました。
キャンプ場を発見しました。大岳鍾乳洞の受付でお金を払えばキャンプができます。
アニメ「ゆるキャン」だと値段が高いと嘆きそうです。
ゆるキャン公式サイト→ゆるキャン
大岳鍾乳洞
歩くこと30分。やっと着きました。大岳鍾乳洞です。
なんとここは、TVドラマ「99.9 刑事専門弁護士Ⅱ」の撮影地でもありました。
写真は有名男性アイドルと有名俳優が載っているのでモザイク処理しております。
肖像権がありますからね。
鍾乳洞は大人一人600円です。
受付でヘルメットを受け取り、僕たちも鍾乳洞の中に突入します。
中はとても狭いです。中腰にならなければ進めません。
たまに広いところに出たりします。
鍾乳洞の中には蝙蝠も住んでいます。
これは大勢で入るところではありません。
2人でよかったと思いました。
出てきた時には汗ダクダク、足はガクガク。
体力を根こそぎ持っていかれました。
立ちくらみもひどいです。
受付のベンチで休憩させてもらい、大岳鍾乳洞をあとにします。
いざ大岳山へ
道なりに進み大岳山を目指します。
途中に小滝がありました。
確かに水がちょろちょろと流れています。
まだ登山口ではないのに、景色がキレイです。
霧の効果もあって幻想的に見えます。
この看板が登山口の目印です。大滝の方へ向かいます。
すぐに壊れかけの橋があります。
すごく怖かったです。この橋は補強した方がいいと思います。
山水はキレイですね。ついつい写真を撮ってしまいます。
ここからは本格登山となります。
気合を入れて挑みます。
本格的登山
登山道の横は川が流れてます。
これが登山道。獣道的な感じです。
またしても、僕の好きな水です。キレイです。
本格的な登山は川も渡ります。
スニーカーでは登山しないことをおすすめします。
ここを登っていきます。
足場の悪い道をひたすら進みます。
鍾乳洞で疲れ果てているので、かなりキツイです。
大滝に着きました。
たしかに小滝より水が豊富です。
大滝を下からみるか横からみるか。
この山はこのようにずっと登りです。
水辺があったので少し休憩します。
こういう獣道は嫌いです。
虫よけスプレーしてくればよかったです。
こんな道も進んで行きます。
蜘蛛の巣とか芋虫みたいなのがいるのでとても怖いです。
なんなんだこの枝。。。
たまにこんなキレイな景色があります。
3つの滝がキレイです。
鍾乳洞で体力限界なのにこの岩登り。
しかし、僕に不可能なんてありません。
草木が多い茂ってる。虫が怖いです。。。
そして心が折られそうになった急な階段。
でも僕は自分に言い聞かせます。
こんなん幼稚園児でも楽勝だぜ。
喋ることもできなくなったので、この看板のところで7分ほど休憩です。
休憩したのち先に進みます。
看板がありました。大岳山は1.7km・・・
心が折られそうです。
でも自分に言い聞かせます。
こんなん小学生でも余裕だぜ。
山の中はすごい霧です。
湿度も高く汗が大量に出ます。
水500mlでは足りなかったかな。
疲れたのでちょっと休憩です。
そして景色です。
いま僕たちは雲の上にいます。
下の世界では雨でも降っているのかな。
途中、祠を見つけました。
霧の中を登っていきます。
これは本当に道でしょうか。。。
ここから登ってきました。
どこかで道を間違えたのかもしれません。
でも他に道はなかったし。。。
謎です。
大岳山の山頂
道がないので声がする方へ草木を分けて登っていくと山頂に着きました。
もはや登山ではなく遭難者でした。
さすが僕です。不可能はありません。
山頂でお昼ご飯です。
またしても食べたあとに写真を撮ってないことに気づきました。
犬以下です。
山頂で食べるいなりむすび美味しかったです。
山頂からの景色です。
なにも見えません。
でも、人はたくさんいました。
登山はブームなのでしょうか??
僕はこんなツライ思いをして登りたくはないのですが。。。
鋸山へ
ここからは奥多摩駅へ行くため、東京の鋸山を通り、下山するルートを通ります。
鎖があります。結構急な坂になっています。
この先悪路。
いままでも悪路がたくさんありましたよ。
もう足がガクブルでつまづくやら転ぶやら。。。
歳でしょうか。
こういう道は大歓迎です。平坦大好き。
途中、キレイな花を見つけました。
多分ツツジだと思うのですが。
写真ではうまく撮れていませんが、ピンク色でとてもキレイです。
心が癒されました。
順調に下山しているような気がします。
ここにきて登りです。
足が悲鳴をあげています。
鋸山山頂
登った先は鋸山の山頂でした。
ここは木に囲まれていて景色すら見えません。
登る価値はあるのでしょうか。
奥多摩駅まで下山
鋸山から下山途中、休憩します。
景色です。曇っていて霧が出ていたのがウソみたいです。
下山も過酷です。
こんな岩場を下っていきます。
下山なのに登りもあります。
もう勘弁してください。
登った先には祠がありました。
天狗様を祀っているみたいです。
順調に下ること数時間。
なんと林道にでました。やったー
下山途中の愛宕神社
奥多摩駅へ行くには愛宕神社を通ります。
神様お願いします。もう登りはやめてください。
狛犬様お願いします。
神様は越えられない試練は与えません。
そんなの嘘だー
神様はいじわるです。
なんとか登りきり、神様に安全祈願をします。
愛宕神社の裏手には5重の塔がありました。
平和の鐘のシンボルもありました。
最終関門??
神様・・・
足がガクブルの僕をどこまでも苦しめます。
きっとこれは僕が楽をしすぎているからツライ思いをさせているに違いない。
人生とは無情です。
なんとか無事下山しました。
もう汗ダクダク、足ガクブルです。
温泉へ
近くにもえぎの湯という温泉があるとのことなので行くことにしました。
もえぎ橋を通ります。
この橋、床が木なんだ・・・
揺れるんだ・・・
怖い・・・
橋からの景色です。
みなさんキャンプ?していますね。
もえぎの湯到着です。
しかし、混雑すぎて整理券を配っていました。
呼ばれて入ってみると、人がたくさんいて、シャワーが空くのを待っている状態。
しかも2時間制。
なにこの温泉。とりあえず、汗を流し、内湯に入る。
露天があるみたいなので行ってみたら人がいっぱい。
諦めました。
すぐにお風呂を出ました。
もう二度と行かない温泉です。
こんなゆっくりできない疲れも取れない温泉は秋田の秘湯以来です。
キャンプする人達がきているのかな。
よくこんな状態で人が来るなぁと思いました。
もえぎの湯公式サイト→もえぎの湯
そして、奥多摩駅に到着です。
疲れ果てたので、早く帰ります。
登山後の焼肉
いつも登山後は何をしているかというと、焼肉を食べています。
安楽亭さんです。
いつも僕はファミリーロースのみを食べます。
これしか食べません。
このカスカスの油のない肉が好きなのです。
安楽亭公式サイト→安楽亭
焼いたらこんな感じになります。
脂っこくないのでいくらでも食べられます。
そしてデザートはソフトクリーム食べ放題。
この色とりどりのチョコパウダー??が大好きです。
ご飯を食べたらもう夜です。
この日はキレイな三日月が出ていました。
月って写真に撮るの難しいんですよね。
プロカメラマンはすごいです。
そして、本格登山は終了となりました。
注意点
インドア派登山初心者の僕が感じた、大岳山へ登山する際の注意点です。
まず、登りがキツすぎる。
初心者が登る山ではありません。
ちゃんと、トレッキングポール(杖)を持っていた方がいいです。
靴は登山用にしましょう。スニーカーはダメです。
水分は余裕を持たせましょう。
疲れていなくても、時間を決めて休憩をしましょう。
曇っていても日焼け止めと虫よけスプレーはしておきましょう。
鈴も用意してください。ツキノワグマの目撃情報があったみたいです。
帽子とグローブはあった方がいいです。
上から何か落ちてきますし、岩や木をつかんで登ったり下ったりします。
地図やYAMAPのようなGPSアプリをもっておいた方がいいです。
実際、一度迷いました。
アプリの場合はモバイルバッテリーを用意しておきましょう。
YAMAP公式サイト→YAMAP
まとめ
- トレッキングポール(杖)を使いましょう。
- 登山用の靴を用意しましょう
- 水分は余裕を持っておきましょう。
- クマ避けの鈴を用意しましょう。
- 帽子とグローブは持っておきましょう。
- 時間を決めて休憩を取りましょう。
- 日焼け止めと虫よけスプレーをしておきましょう。
- 地図かYAMAPのようなGPSアプリを用意しておきましょう。
- アプリにする場合はモバイルバッテリーを用意しておきましょう。
- 初心者は他の山で体力をつけておきましょう。
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終わりに
総活動時間:7時間17分
総活動距離:14km
なんとか無事に下山までできました。
この山は今まで行った中で最高にツライ山でした。
道も合っているか分からないところを通ったり、急な登り下りがあったり。
初心者には向いていません。
なぜ、人は山に登るのか。
まったく答えが分からなくなりました。
登る必要はないのではないか、そんなことまで考え始めています。
登ることによって何一つ良いことはないからです。
ただし、登山者を馬鹿にしているわけではありません。
自分が感じていることだけです。
次回からはトレッキングポールの代わりに木刀を持っていこうかと思います。
クマの目撃情報もあったようですし、いざとなれば戦えます。
でももう山に登りたくないなぁ・・・
おすすめのおやつ(おやつカルパス)です。
それではまた次回。
どんどん本格的な登山になってる!
木刀で熊と戦える⁈
はい。もう登山のプロです。
暖かくなってきたので、クマやイノシシが出てくるかもしれません。
木刀は必須です。戦えます。
ちなみに、もう実家から木刀と木刀袋を取り寄せました。