さて、前回は「アルパこまくさ」にて、鶴の湯温泉の送迎車を待っているところで終わりました。
今回はその続きから。
送迎車にはかなりの人が乗ってきました。
さすが有名温泉。さすが秘湯。
だいたい10分~20分くらい車に揺られ、途中、鶴の湯別館に寄り、
本日の目的地、「鶴の湯温泉」到着となります。
かまくらもありました。
到着そうそうにお風呂ですが、まず写真右側が各本陣のお部屋です。
部屋に通されたときに、まず説明があり、
2人が泊まれるくらいの大きさの部屋ですが、隣通しの仕切りが、
とても薄く(ニベアべニヤ板くらい)、ぼそぼそ声も聞こえるので、
お静かにお願いします。とのことでした。
自分たちが泊まった部屋は、隣の部屋の明かりが少し漏れてきていました。(それくらい薄いのです。)
そんなことはともかく、まずはお風呂。
と思いきや、貴重品を封筒に入れ、事務所に預けるルールがあるらしく、
飲み物などは、事務所で管理し後清算するようです。
そしてやっとお風呂。
長靴を貸し出してもらったので、部屋からお風呂まで歩くのですが、
とても寒いのです・・・
自分、南国育ちなもので。
とてつもない寒さを我慢して、脱衣所に到着。
が、やはり寒いのです・・・
簡易的に建てられた脱衣所のような作りで、床は木の板を敷いているだけ。
木の板は氷のように冷たく、急いで衣類を脱いで、隣の部屋へ。
あのなんという名称か知りませんが、
温泉に入る前の汗流し湯の部屋です。
桶ですくって体にかけるのですが、このお湯が熱くてとても気持ちいいのです。
ここで自分に言い聞かせます。自分はやれる。自分は強いと。
汗流し湯部屋から出ると、外です。
しんしんと雪が降っています。
ときおり風もふきます。
石畳の床は滑り、温泉まで結構な距離があります。
ここは混浴温泉です。
しかし寒さで何も考えられない。
寒すぎて大事な部分すら隠すこともできない。
急いで温泉へ直行です。
女性のみなさまごめんなさい。
急ぎ過ぎて倒れこみながらお湯へ。
あれ?? お湯がぬるい・・・
温泉の奥にいけば、下から熱いお湯が出ているので、体感40~42度くらいかなと思いますが、その他の場所はぬるくて外に出られない・・・
しかし、夕食もあるし出ないわけにもいかず、行きと同じ思いをしながら部屋へ。
部屋はのぼせるくらいに暑いです。東北はみなそうなのでしょうか?
ご飯はこんな感じです。(お米を写し忘れました・・・)
とてつもない量でした。でも基本残さない主義なので、すべていただきました。
高級料理とはいきませんが、素朴な味でとても美味しかったです。
そんなこんなで時間がある限り、4~5回?はお風呂に行ってきました。
でも夜になるとやはりマナーやルールを守らない方もいるようです。
夜の温泉は暗いので、ビデオカメラを隠し持って温泉の影から女性を撮影しようとしている人や、カップルで入浴するのはよいのですが、酒を飲みながらカメラで撮影しながら入る人。
見回りの人に注意されていましたけど、盗撮の人は懲りてないですね。
自分はというと、23時台に入った最後の温泉で、風邪をひきました。
熱が出て体が動かなくなってしまいました。
飲み物が欲しかったのですが、なんと、事務所は22時~7時の間、閉まるのです。そう、お金がないのです。飲み物が自販機でも買えないのです。これは盲点でした。
そして24時になろうとしたところ、お隣からイチャイチャ声が・・・
気持ちはわかる。温泉旅館なんだから気持ちはわかるんだ。
ただ、ここは壁が薄い。どれだけ我慢しても聞こえてくるんだよ。。。
風邪といい隣といい喉の渇きといい、あまり眠れず朝が来ました。
友人のみ朝食に行ってもらい、自分はぎりぎりまで寝ていました。
この日は、新潟をめぐる予定になっているので、
また「アルパこまくさ」まで送迎してもらい、そこから田沢湖駅までバスにのり、日本海を眺めながらの特急の旅が始まります。
長くなりましたので、新潟編はまた後日に。
おまけです
夜の鶴の湯温泉です。
かかり湯のことか?!
かかり湯のことかー!!
かかり湯っていうんですね。勉強になりました。
ニベア。。。?!
間違ってました。。。ベニヤ板でした。。。